【超初心者向け】 IoTの基本のキ

【超初心者向け】 IoTの基本のキ

 IoTの超初心者向けにIoTの概要、過去と現在、市場規模について解説!

IoT

早速ですが、IoTは何の略でしょうか。IoTを一言で説明することができるでしょうか。わかっているようでわかっていない人が多いのがIoTですが、無理もありません。なぜならここ数年で突然耳にすることが増えた言葉だからです。

そこでこちらではIoTの超初心者向けにIoTの概要、過去と現在、市場規模について解説していきます。まずはIoTの基本を押さえていきましょう。

IoTとは

IoT 基本

IoTとは”Internet of Things”の略で、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。よりかみ砕いて言えば、あらゆるモノがインターネットにつながる仕組みのことです。

インターネットにつながることによって、これまでデータ化されていなかったモノのデータを収集・分析することができるようになります。さらには、データ同士の連携も可能です。こうしてIoT化が進むことによって、より付加価値の高い新サービスの誕生につながっていくのです。

IoTのこれまで

ここ最近「IoT」があらゆるメディアで取り上げられるようになりましたが、「あらゆるモノがインターネットにつながる」というIoTの概念は今に始まったことではありません。実は1990年代後半から2000年代前半には「ユビキタス」という概念で広まっていました。

「ユビキタス」はラテン語で「偏在する」という意味で、何でも、誰でも、いつでも、どこでもネットワークにつながって偏在するという意味が込められていたのでした。しかし当時はそれを実現させる技術もなく、莫大なコストも必要だったことから、「ユビキタス時代」は先送りとなりました。

IoTが再び注目される理由

IoT 基本

決して概念的には新しくないIoTが、なぜ近年になって再注目されるようになったのでしょうか。その理由は、ユビキタスが謳われた時代の障壁が取り払われたことにあります。つまり、スマートフォン登場などの技術革新により、センサーや無線モジュールの単価が実用レベルまで下がったことが、IoTの急成長に大きく寄与しているのです。

また、AIの進歩も見逃すことができません。IoTにデータが収集されたとしてもそれを活かす術がなければ宝の持ち腐れとなってしまいますが、急成長しているAIによって、具体的なサービスにつながる分析も可能となったのです。こうした発展によってIoT化がいよいよ現実のものとなりました。

IoTの市場規模

2018年のIDC Japan株式会社の発表によると、2017年に約6.2兆円の国内IoT市場におけるユーザー支出額は、2022年まで平均14.9%の年間成長率をとげ、同年には約12.5兆円に達すると見込まれています。5年のうちに市場規模が倍になると予測されていることからも、IoTの急成長ぶりがうかがえます。

まとめ

IoTは目まぐるしいスピードで成長を続けています。今後5Gを始めとして技術革新が進めば、さらにその加速度は増していくでしょう。

Kaz

略歴
熊本出身。カリフォルニアの大学卒のフリーランスライター 興味ある分野は「自分自身のデータ化」。遺伝子検査実施済み。 遺伝子レベルで「新規性探求」と「行動持続性」が高い。加えて夜型。 現在の目標は「一人でIoT」。 最新技術を通してデータ収集・分析し、自分自身をより深く知ることで スマートな生き方を模索中。愛用製品はJINS MEME ES。 記事執筆依頼をお待ちしています。

キーワード: IoTの基本