JB001 熱電対ロガー

熱電対ロガー

熱電対ロガー
温度[℃]
測定範囲
-10 ~ 1300
精度
±4
用途
1300℃までの高温物も測定可能です。また、接触温度での測定が可能なため、表面温度の測定にご利用いただけます。※校正可能です。
その他
通信方法
USB,無線LAN,BLE
給電方法
USB給電,単三電池×3本
価格(税抜き)
49800円

センサーモジュール設置例

熱電対ロガー設置例1
熱電対ロガー設置例2

主な仕様

  • 品名: 熱電対ロガー
  • 型名: JB001
  • コネクタ形状: USB Type-C
  • 電源: USB バスパワー供給 又は 単三電池3本 ※単三電池は別売りです。
  • 動作環境: 動作温度/0 ~ 50℃
  • 対応機種 USB接続: Windows PC (Windows10)※Windows10 以外のOS は未対応です。
  • 対応機種 BLE接続: Android (Android8.0 以上)※Android8.0 以上のみ対応です。
  • BLE 無線規格: Bluetooth v4.2
  • 無線LAN 規格: 802.11 b/g/n
  • 工事設計認証(技適) 番号: 本体裏面に記載

動作モード

動作モード

 JB001には書き込みモードログモードの二つのモードがあり、それぞれ動作が異なります。書き込みモードで設定をJB001に書き込み、実際の測定ではログモードで使用することを想定しています。

書き込みモード(LED:点灯): JINTOアプリ・ソフトと接続し、取得時間やアクセストークン等の設定を書き込むことができます。

ログモード(LED:点滅): 測定データ送信、スリープ、測定データ送信を繰り返すモードです。

※接続方法がUSBの場合は書き込みモードでも測定データが送信されます。

使用方法

BLE 無線LAN USB
構成 JB001,スマホ JB001,ルーター JB001,PC
データ保存先 JINTOクラウド JINTOクラウド PC
データ保存期間 2年間 2年間

 使用方法はBLE・無線LAN・USBの三つの方法があります。

 BLE・無線LANではデータをJINTOクラウド(インターネット上)に保存し、USBではご自身のPCにデータを保存します。

 ※BLEの接続を推奨しています。

BLE・無線LAN接続

 JINTOクラウドとBLE・無線LAN接続し、データをクラウドへ保存するまでの流れの説明です。※JINTOクラウド: ji01.jinto.cloudの場合

 ・BLE接続 構成図

BLE接続 構成図

※スマホを充電し続ける必要があります。

 ・無線LAN接続 構成図

無線LAN接続 構成図

① JINTOクラウド 会員登録

 https://jinto.cloud/ へアクセスし、会員登録を行います。(会員登録・年会費は無料です。)

 https://ji01.jinto.cloud/mypage/contract/card/ で支払い用のクレジットカードを登録します。

 https://ji01.jinto.cloud/mypage/accesstoken/ でアクセストークンを確認します。

② JINTOアプリダウンロード

 Android8.0以上を使用します。下記からJINTOアプリをダウンロードします。

Google Play で手に入れよう

③ 権限及び電池最適化設定

 Androidの設定 > アプリと通知 > アプリの権限 > 位置情報 > JINTOの権限をONに変更します。

 Androidの設定 > 電池 > 右上のメニュー「電池の最適化」 > JINTOを「最適化しない」に変更します。

④ JINTOアプリ初期設定

 JINTOアプリを起動後、右上のメニューの設定ページへ移動します。JINTOクラウドの仕様サーバを選択し、①で確認したアクセストークンを入力し、「保存」ボタンを押します。

アプリ初期設定

⑤ JB001とJINTOアプリの通信

 JB001を書き込みモードで電源を入れます。(電源ボタンを長押しし、電源を入れます。)右上のメニューの新規作成ページでJB001を新規登録します。(JB001の裏面に記載している製造番号が表示されます。)新規作成後、一度JB001の電源をOFFにします。

アプリの通信

⑥ 接続設定及び取得時間設定

 JB001を再び書き込みモードで電源を入れます。モジュール画面に戻り、「接続する」ボタンを押します。接続完了後、接続方法及び時間、無線LANの場合はSSID、パスワードを入力します。

接続設定及び取得時間設定

⑦ 接続テスト及び書き込み

 「サーバー接続テスト」ボタンを押し、サーバーと接続できるか確認します。※接続失敗の場合、アクセストークン、無線LANの場合はパスワードが間違っている可能性があります。サーバー接続に成功後、「書き込み」ボタンを押し、設定をJB001に書き込みます。

⑧ ログ開始

 BLE: JB001を再起動し、ログモードで電源を入れます。ログ画面に移動し、「スタートボタン」を押します。

 無線LAN: JB001を再起動し、ログモードで電源を入れます。自動で無線LANルーターに接続し、データを送信します。

ログ開始

⑨ 通信確認

 ji01.jinto.cloud にログインし、データが表示されているか確認します。

ログ

USB接続

 USBケーブルでJB001とご自身のPC を接続し、データをPCへ保存するまでの流れの説明です。※JINTOクラウド: ji01.jinto.cloudの場合

 ・USB接続 構成図

USB接続 構成図

① JINTOクラウド 会員登録

 https://jinto.cloud/ へアクセスし、会員登録を行います。(会員登録・年会費は無料です。)

 https://ji01.jinto.cloud/mypage/contract/card/ で支払い用のクレジットカードを登録します。

 https://ji01.jinto.cloud/mypage/accesstoken/ でアクセストークンを確認します。

② Windows 用USB ドライバーダウンロード

https://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM21228_Setup.zip

をダウンロードし、インストーラーに沿ってドライバーをPC にインストールします。

③ JINTO ソフトダウンロード

https://ji01.jinto.cloud/mypage/soft/

 でソフトをダウンロードします。ダウンロード後、ファルダを解凍し、jinto.exe を実行します。

④ 設定変更

 設定ページへ移動し、使用サーバ、①で確認したアクセストークンを入力します。また、受信したデータを保存するファイルの保存先「ログ保存先」を入力し、「保存」ボタンを押します。※ログ保存先のフォルダを先に作成してください。

設定変更

⑤ 新規追加

 JB001を書き込みモードで電源を入れ、USBでPCにつなぎます。モジュールページ右上の「新規追加」ボタンを押し、JB001のCOMポートを選択し、「接続」ボタンを押します。

新規追加

⑥ 接続方法など書き込み

 接続方法を「usb」に変更し、取得間隔を任意の時間に設定し、右下の「書き込み」ボタンを押し、設定を書き込みます。

接続方法など書き込み

⑦ グラフ確認

 グラフページ移動し、JB001からデータが受信されているか確認します。正常にデータが受信されていれば、グラフにデータが表示されます。

グラフ確認

⑧ ログ確認

 モジュールページで「切断」ボタンを押します。④で入力した「ログ保存先」を確認すると、csvファイルが保存されています。

校正(アプリを使用した場合)

 アプリを使用した場合の校正方法を紹介しています。

① アプリとセンサモジュールを接続

 JB001を書き込みモードで電源を入れます。(電源ボタンを長押しし、電源を入れます。)

 JB001のモジュール画面の右上、「接続する」ボタンを押します。

アプリとセンサモジュールを接続

② 校正値を入力

 現状の正確な校正値を入力し、「校正」ボタンを押します。

校正値を入力

③ 校正完了

 正常に校正されると、「校正に成功しました」が表示されます。

校正完了

校正(「Windows 10」を使用した場合)

 「Windows 10」を使用した場合の校正方法を紹介しています。

① アプリとセンサモジュールを接続

 JB001を書き込みモードで電源を入れます。(電源ボタンを長押しし、電源を入れます。)

 JB001のモジュール画面の右上、「接続」ボタンを押します。

アプリとセンサモジュールを接続

② 校正値を入力

 現状の正確な校正値を入力し、「校正」ボタンを押します。

校正値を入力

③ 校正完了

 正常に校正されると、「校正に成功しました」が表示されます。

校正完了